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アコムの2つの返済方法と3つの返済手段、 利息を抑えて返すテクニックとは

カードローンを選ぶ際に考えるべき重要なことがあります。それは「返済のしやすさ」です。

返済する方法が面倒くさかったり、手数料がとられたりと、返済を妨げる要素が多い場合、債務額が減らなかったり、逆に増えてしまう可能性も出てきます。

今回は、そんな「カードローンの返済」について、アコムのカードローンを例に詳しくご紹介していきたいと思います。アコムの金利の計算の仕方、そしてアコムならではの返済方法なども、詳しく解説していきます。

アコムならではの返済方法とは?

返済方法についても各社工夫を凝らしています。では、アコムの返済方法は、いったいどのような仕組みになっているのでしょうか?

毎月指定日返済と35日ごとの返済、どっちがお得?

アコムの返済方法は、次の2種類のうちから選択する事が可能です。

①毎月指定日での返済

ATMでの返済のみの場合は、自分で毎月の返済日を指定する事が可能。口座引き落としでの返済の場合は、毎月6日が引き落とし日。

②35日毎の返済

返済のサイクルが35日ごとにやってくる返済方法。例えば1日に返済を行えば、次の返済はその35日後ですから、翌月の5日という事になります。

どちらの返済方法がお得?

アコムとの契約を行う際に、これらの返済方法は選ぶことが可能です。そこで思うところは「どの返済方法がお得なの?」という事でしょう。後で詳しく触れますが、アコムの金利は、日割りで計算されていきますので、どの返済方法がお得、という事は一切ありません。どの返済方法でも必要な利息は同じです。

しかし、「柔軟な返済方法は?」という意味で言えば、35日ごとの返済方法を選択する方がよいでしょう。

なぜなら「35日ごとの返済」となってはいますが、返済サイクルの間でも、余裕のある時はいつでも返済が可能で、随時返済をする度に、次の返済日が35日後まで延びる…という仕組みになっているからです。

つまり「今月は少し余裕があるから多めに返済しておこう」でも「来月はちょっとお金に余裕がないから、35日後に返済すればいいか」などという事が可能なのです。

ただし、35日ごとの返済の場合、1点だけ注意すべき点があります。それは返済期日と給料日の両方のスケジュールをよく考えておくことです。無計画に返済をしていて、次の返済期日が給料日の前日…などという事もあるからです。

参考までに、50万円を借りて5年で返済した場合、毎月指定日での返済方法と、35日ごとの返済方法、各々の返済回数と総支払い金額を比較してみましたので、是非参考にして下さい。

当たり前の話ですが、毎月決まった金額で返済した場合、1年間365日の間にやってくる返済回数は、35日ごとの返済のほうが少なくなりますので、少しだけ完済に必要な日数が多くなります。その分金利も余分にかかってしまいます。また毎月の返済金額も、35日ごとの返済のほうが多少多くなります。

<35日ごとの返済>

キャッシング額 50万円
金利 18.0%
返済期間 5年
総返済回数 51回
毎月の返済金額 15,000円
総返済金額 750,686円

<毎月指定日での返済>

キャッシング額 50万円
金利 18.0%
返済期間 5年
総返済回数 58回
毎月の返済金額 13,000円
総返済金額 745,035円

アコムの3つの返済手段と、その仕組み

カードローンで重要なポイントは「返済のし易さ」です。返済可能なATMが少なかったり、返済する度にATM手数料をとられたりするようでは、かえって手間と無駄なお金がかかってしまいます。

以下にアコムの返済手段について、まとめてみました。

インターネット返済

これは指定の金融機関での手続きを行えば、簡単なWEB手続きで返済が行えるという返済方法です。わざわざATMへ出かける必要もなく、手数料も必要ないので、とても便利です。但し、三井住友銀行・りそな銀行・楽天銀行他、指定の金融機関が定められています。詳しくはアコムのHPで利用可能金融機関が掲載されています。

口座引き落としでの返済

これは毎月6日に、指定の口座から引き落としにて返済する方法です。口座残高を確認しておく必要はありますが、ついうっかり…という事がないので、安心です。

ATMでの返済

この方法が一番手軽な返済方法です。アコムのATMは勿論、以下の提携ATMが利用可能です。

<提携ATM>

銀行ATM コンビニATM
三菱東京UFJ銀行 セブン銀行
イオン銀行 イーネット※1
北海道銀行 ローソンATM
北陸銀行 ゼロバンク
東京スター銀行 親和銀行
八十二銀行 熊本銀行
第三銀行 クレディセゾン
広島銀行 福岡銀行
西日本シティ銀行

ただし、この便利なATMでの返済ですが、提携ATMで返済や借り入れを行った場合、以下の手数料が必要となります。108円や216円…と、些細な金額に見えますが、積み重なるととても大きな金額となります。出来るだけアコムのATMを利用するほうが負担が軽くて済みます。

<提携ATMの手数料>

お取引金額 カードローンのお借入・ご返済
1万円以下 108円
1万円超 216円

利息ゼロで返済するテクニックとは?

アコムには、利息負担なしで返済する方法があります。

それはCMでも有名な「無利息キャッシング」です。

無利息キャッシングとは、アコムとのカードローン契約が初めての場合、契約後30日間は全く利息がかかりません。つまり、カードローンの契約をしてすぐに借り入れを行い、30日後に返済してしまえば、元金のみの返済で済む訳です。

ただ、1点だけ注意すべき事があります。

それは、無利息期間は「契約後から30日間」であって、「借り入れ後30日間ではない」という事です。

例えば、契約してから借り入れをせずに30日間が経過してしまうと、その時点で無利息期間は終了してしまいます。無利息キャッシングの恩恵を最大限受ける為には、契約後すぐにキャッシングするようにしましょう。

返済時の利息の計算方法を理解しよう

アコムの利息計算方法は「定率リボルビング方式」という方法で計算されます。一見難しそうに聞こえますが、至ってシンプルです。最少返済金額が次の計算式で割り出します。

残高×定率※=最少返済金額
(※定率とは、借り入れ金額により予め定められた割合の
事。借り入れ金額が大きくなると、その割合が下がります)

例えば、借り入れ残高が30万円の場合、定率は「4.2%」と決まっていますので、毎月の返済金額は、30万円×4.2%=12,600円となります。

ただ、ここで考えないといけないのは「元金をどれだけ返済できているか?」という事です。

例えば、30万円を金利18%で30日間借りた場合の、利息を計算してみましょう。

30万円×18%÷365日×30日=4,438円

上記の通り計算すると、利息は4,438円となります。先で触れたとおり、30万円を借りた場合の最少返済金額は12,600円ですから、返済金額12,600円-利息4,438円=元金8,162円を返済できていることになります。

尚、アコムで返済する際、ATMの画面の「最少返済金額」という欄には、上記の定率で計算された金額は表示されません。そこに表示されるのは「返済日までにかかった利息」の金額です。

つまり、利息だけを返していれば、毎月の返済日のみをクリアできる、という事です。

ただ、もちろんのことですが利息だけ返していても、いつまで経っても債務は減りません。やはり、定率リボルビング方式で計算された返済金額以上の金額を、返済するようにしたいものです。

1日でも早く返すことが完済への早道

先でも触れた通り、アコムの返済時には利息分だけ返済すれば、毎月の返済日はクリアできます。その為、ついつい甘えてしまい、元金の返済を後回しにしてしまいがちです。しかし、いつかは必ず返済したいといけないのが、カードローンです。

アコムでは、口座引き落としやATM返済など、どの返済方法で契約していても、ATMで好きなときに随時返済をする事が可能です。

特に給料日やボーナス時など、お金に余裕がある時には、次の返済日を待たずに、随時返済を行うことが大切です。

アコムの利用明細書の見方を伝授

アコムのATMで返済をすると、必ず「利用明細書」が発行されます。この利用明細書には以下の項目が記載されています。各々の項目について、どのような内容が記載されているのか、以下の表にまとめましたので、是非参考にして下さい。

利用明細は、発行されてもすぐにゴミ箱に捨ててしまいがちです。しかし、元金充当額や、次回返済日など、重要な内容が記載されていますので、必ず毎回確認する事が重要です。

明細書に記載された項目 内容・意味
お取引内容 融資・返済など、取引の内容
お取引金額 今回支払った金額
元金 支払った金額から、元金に充当された金額
お利息 支払った金額から、利息に充当された金額
遅延損害金 支払った金額から、遅延損害金に充当された金額
その他充当 支払った金額から、無利息残高やATM等手数料などに充当された金額
残高 現在の借入残高(利息は含まれない)
利用可能額 現在の借入可能金額
次回返済日 次回の返済期日
次回返済額 次回の最少返済金額
最新貸付日 直近の借入日
最新貸付後残高 直近の借入後の残高
無利息残高 支払後の残高が千円未満になるときなどに、利息・手数料をつけず支払期限も設定しない金額に充当された金額
ATM等手数料 前回の支払後から今回のご返済までの提携ATM利用料やその他の手数料(契約時の印紙代、カード再発行手数料)などに充当された金額

万一返済できなくなった時は?

時には思わぬ事情があったりして、返済が滞ってしまう事もあるかもしれません。

アコムの返済が遅れそうな時、必ずおこなうべきこと。それは「必ずアコムへ連絡をする」という事です。

もし返済に遅れてしまう場合は、所定の遅延損害金など、余分なお金を支払う事にはなりますが、いちばんやってはいけない事は、アコムからの返済依頼メールや電話を無視する事です。

万一返済が遅れそうなときは、事前に連絡したあとで返済しておけば、いきなり督促状などが発行される事はありません。

ブラックリストとは?

カードローンなどの返済をせずに放置したり、任意整理や自己破産などの債務整理をすると、よく「ブラックリストに載る」という事を聞きます。ブラックリストと聞くと、金融関係の事故を起こした人がリスト化されているように思ってしまいますが、そのようなリストが存在する訳ではありません。

「ブラックリストに載る」とは、カードローンやクレジットカードの利用状況を登録している「信用情報機関」に、その延滞履歴や債務整理の履歴が残る事を指します。

信用情報機関とは、以下の事を指します。もし自分の情報がどのように登録されているのか?不安な場合は、手数料が必要ですが情報を開示してもらうことが可能です。過去に債務整理をしたようなケースでも、5年以上経過していればそれらの情報が消えている場合もあります。

  • (株)日本信用情報機構(JICC)
  • (株)シー・アイ・シー(CIC)
  • 全国銀行個人信用情報センター

1日くらいの延滞ならブラックリストには乗らない?

よく「少しくらい返済に遅れても、信用情報機関へは登録されないので、大丈夫」という事を言う方がいます。しかし、これは大きな間違いです。信用情報機関に登録されている情報は、とても細かな情報です。借入れ金額・毎月の返済予定日・返済した日・金額などが記載れています。したがって、所定の返済日に返済されたかどうか?という事は、全てわかってしまいます。

アコムで延滞しても、他社にはバレない?

先で触れた通り、信用情報機関は3つ存在します。そして、各々加盟している金融機関も異なっています。では、アコムで万一返済が滞った場合、銀行やクレジットカードを扱う会社へは知られずに済むのでしょうか?

残念ながら、これらの情報も、加盟している金融機関同士が共有できるようになっています。

例えば、(株)日本信用情報機構JICCは、全国銀行個人信用情報センター、(株)シー・アイ・シーと三機関で、情報の交流を行っています。したがって、アコムでの返済遅延も、他社にバレる可能性がある、という事になります。アコムの返済をきっちり行わなかったがゆえに、住宅ローンの審査に落ちたり、クレジットカードの審査に通らなかったりする事もあるかもしれません。必ず返済日は守るようにしましょう。

返済時に家族にバレない為に注意すべきこと

アコムへの返済時に、気になる点、それは「利用明細がまとめて自宅に郵送されるのでは?」という点です。例えば銀行などの場合、ATMでの利用明細書が発行されていても、定期的に利用明細が郵送されるケースがあります。

家族に内緒でアコムを利用している場合、利用明細が郵送されてしまっては、家族にバレる可能性が高くなります。

返済時の利用明細書は自宅へ郵送される?

アコムとの契約の際、様々な書類の受け取り方法については、選択する事が可能です。自宅へ郵送してもらうか、ATMで受け取るか、という選択です。ATMでの受け取りを選択しておけば、通常であれば自宅へ利用明細が郵送される事は絶対にありません。

ただ、カードローンの増枠申請をした際のみ、注意が必要です。借入れ限度額の増枠申請を行い、審査が通った場合、新たに契約を更新する事になります。この場合も、契約書の控えを自宅郵送にするか、ATMで受け取るかを選択する事が可能です。しかし、ATM受け取りを選択した場合、契約後1週間以内に受け取りをしないと、自動的に自宅へ郵送物が届いてしまいます。したがって、この場合は、忘れずに1週間以内にATMで受け取るようにしましょう。

延滞した時に自宅に電話がかかってこないようにする方法

アコムとの契約をしていると、契約者へ電話がかかってくるケースがあります。審査時の連絡以外で電話があるとすれば、以下の2パターンくらいです。

  • 増枠案内の電話
  • 返済が遅れた場合の督促電話

もし、これらの連絡があった際、自宅に電話がかかってきてしまうと、家族にもバレてしまいます。

これらの対策方法はただ一つ。

アコムとの契約時に、自宅の固定電話番号を一切登録しない事です。

最近は、自宅の固定電話を持たずに、携帯電話のみを所持するケースも多いので、携帯電話のみでの登録でも怪しまれることはありません。自宅の電話を登録するようなところがあっても、そこは空白にしておき、登録は契約者本人の携帯電話番号のみ入力するようにしましょう。

アコムからの郵送物は一見しただけではわからない

万一、返済が遅れてしまったり、うっかり利用明細書が発送されたりした場合、封筒には「アコム」と書いてあるのでしょうか?

アコムも利用者のプライバシーに配慮してくれていますので、封筒には「アコム」という記載はありません。封筒には「ACサービスセンター」と記載されていますので、一見しただけではアコムからの郵送物とはわからないように発送されてきます。

しかし、インターネットで「ACサービスセンター」と検索すると、アコムとの関連ページが出てきますので、バレてしまう可能性は高くなります。

まとめ アコムでの返済に関する注意点とは

アコム
審査時間 最短30分
融資時間 最短即日
実質年率 3.0%~18.0%
限度額 1万円~800万円

以上、今回はカードローンの返済について、アコムを例に様々な情報をお届けしました。もう一度おさらいしておきましょう。

・返済方法は、35日ごとの返済と毎月指定日での返済の2種類がある。どちらが得という事はないが、収入が不安定な人の場合は、35日のほうが返済がしやすい。
・無利息キャッシングを利用すれば、利息ゼロで返済が可能。ただし、無利息の期間は、カードローンを「契約」してから30日間なので、契約後すぐにキャッシングするほうが恩恵は大きい
・利息計算の方法は、定率リボルビング方式という方式である。これは借入れ残高に一定の率をかけて、毎月の返済金額を決める方式である。利息だけ返済しておけば、毎月の返済期日はクリアできるが、随時返済などを積極的に活用して、元金を返済していくことが重要である。
・返済を少しでも延滞してしまうと、信用情報機関へはその履歴が残る。もし返済が遅れそうな場合は、早めに連絡しておくことが大切。

カードローンはとても便利なものですが、一方で計画的に借入れと返済を行わないと、どんどん債務が膨れ上がってしまい、返済不能に陥るという事も考えられます。今回お届けした記事を参考に、うまくカードローンを活用していくようにしましょう。