アコム

アコムで約束日に遅れて延滞をした場合は? 信用情報機関にはいつ登録されるタイミングとは

振込みキャッシングや無利息キャッシングなど、「借りやすさ」という意味ではとてもサービス内容が充実しているアコムですが、一方で、返済に関する事、特に延滞については、しっかり理解したうえで利用する必要があります。

今回は、約束日に遅れた場合はどうなるのか、信用情報機関には登録される?など、知りたい内容盛りだくさん、アコムの延滞について、様々な情報をお届けしていきたいと思います。

アコムの返済に遅れそうになったら覚えておくべき事とは?

まず最初に、アコムの返済が滞りそうになったら、必ず行うべき事や注意しておくべき点があります。

あらかじめ返済日に支払えない事がわかっている場合

まず、アコムの返済期日に「間に合いそうにない…」または「既に返済日を過ぎてしまった」という場合に行うべき事。

それは「アコムへの連絡」です。

アコムのフリーコールへ電話をすると、お支払日のお約束は何番へ…というようなメッセージが流れますので、もし返済に遅れてしまう場合は、次回の返済日を約束するようにして下さい。

もちろん、次回返済日を約束したなら、その返済日は必ず守る必要があります。

しかし、事前にアコムへきちんと連絡をしておけば、いきなり督促状が届いたり、アコムから督促の電話がかかってくるような事もありません。

大事なのは、きちんと「アコムと連絡を取り合う」という事です。

アコムからの督促電話があっても、それを無視したり、返済に遅れても放置しておく、などという事は絶対にしてはいけません。

返済日を約束しておけば、延滞扱いにはならない?

では、返済に遅れそうな時、事前にアコムへ連絡をしておけば、延滞扱いにはならないのでしょうか?

もし一日でも返済が遅れた場合…その場合は残念ながら「延滞」として扱われます。
一日程度の延滞なら信用情報機関には事故情報としては残りませんが、信用情報機関には「アコムを契約した事」「アコムの毎月の返済期日」というものがきちんと登録されており、毎月の返済状況も全てわかるようになっています。

したがって、一日でも返済に遅れたら、それは延滞としての情報が残ることになります。
※信用情報機関に関する詳しい情報は、後ほど解説します。

一日でも遅れたら遅延損害金が発生する!

アコムの返済が遅れてしまった時には、当然ながら遅れた分だけの利息を負担する必要があります。

しかし、延滞した場合には利息以外にも負担すべきお金があります。

それが遅延損害金というものです。

遅延損害金とは、いわゆる「返済が遅れたときの損害賠償金」といった意味合いで設定されるものです。
アコムの場合は、遅延損害金の年率は20%となっていますので、仮に50万円を借入れしていて、30日間支払いが遅れてしまった場合の遅延損害金は、以下のように計算します。

借入れ残高500,000円×遅延損害利率20%÷365日×延滞日数30日=遅延損害金8,219円

また、この遅延損害金とは別に、返済が延びた分だけの利息も負担しないといけませんから、延滞した場合の金利負担は非常に大きなものになってしまう事が分かります。

アコムを延滞しないように、まずは返済について理解しておこう

延滞をしてしまう前に、アコムの返済のルールなどをしっかり理解しておかないと、ついつい返済についても軽く考えてしまい、結果として延滞につながる事も少なくありません。

アコムの毎月の返済金額はどのように決められるの?

まず、アコムの利息についてです。

アコムの利息は「定率リボルビング方式」という方法で計算されます。

定率リボルビング方式は、借入れ残高に一定の率をかけた金額=毎月の返済額、というようなシンプルな計算方式となります。

例えば、借り入れ残高が30万円の場合の定率は、「4.2%」と決まっていますので、毎月の最少返済金額は、30万円×4.2%=12,600円となります。

毎月自分の返済額がわからない…という方も居るかもしれませんが、この定率さえ覚えておけば自分でも簡単に計算でき、返済計画も立てやすくなります。

上記の例を含むアコムの返済額を計算する定率は、以下の通りとなりますので、是非参考にして下さい。

    • 契約極度額30万円以下の場合、借入金額の4.2%以上
    • 契約極度額30万円超の場合、借入金額の3.0%以上
    • 契約極度額100万円超の場合、借入金額の3.0%以上・2.5%以上・2.0%以上・1.5%以上(※借入れ金額により段階的に下げられる)

利息だけ返済していたら、信用情報に傷がつく?

極論を言えば、元金を返済せずに延々と利息だけ返しておけば、他社借り入れが増えない限り、基本的にはアコムからも何も言われることはありません。
逆に言うと、アコムからしてみれば、毎月きっちりと利息を支払ってくれて、元金が残り続ける顧客は優良顧客と言えるのかもしれません。

以上の通り、毎月の利息だけ返済しておけば、返済日に遅れたという事にはならないので、その後は次回返済指定日以降、きっちり返済していけば良い、という事になります。

アコムの返済方法と注意点とは

返済方式と返済方法のふたつから見ていきましょう。

まず、アコムの返済方式は“毎月指定日での返済”と、“35日ごと返済”の2種類の返済方式を選ぶ事が出来ます。毎月指定日での返済は、その名の通り自分が約束した指定日に返済をする方法です。

一般的には給料日や、給料日の1週間後くらいに設定する方が多いようです。

次に35日返済についてですが、この方式は返済をした35日後に、次の返済日がやってくる…という方式になります。ただ、この35日返済は、毎月決まった日に返済をする方式と比較して、ランダムに返済日がやってくる為、ついつい返済日を忘れがちになるというデメリットがあります。

次に、アコムの返済方法を確認していきます。

アコムは次の4つの方法で返済する事が可能です。

    • アコムや提携ATMでの返済
    • 銀行引き落としでの返済
    • インターネット返済
    • 振込みでの返済

この中でも、最もおすすめしたいのが、インターネット返済です。

これは指定の銀行に口座を持っていて、インターネットバンキングが利用できる状態であれば、誰でも利用する事が可能です。手数料もかかりませんし、瞬時に返済が行えますので、返済を忘れがちな人にとっては、最適な返済方法と言えます。

以下が代表的な対応可能銀行となりますが、この他にも信用金庫や信用組合など、多くの金融機関が利用可能です。

詳しくは以下のアコムのURLから検索をしてみて下さい。

<インターネット返済利用可能な代表的な銀行>

    • 三菱東京UFJ銀行
    • 三井住友銀行
    • りそな銀行
    • 埼玉りそな銀行
    • 楽天銀行

対象銀行検索URL  https://www.acom.co.jp/return/online/bank/

無利息キャッシングを利用している間でも返済は必要

アコムには、アコムとの契約が初めての場合に利用できる「無利息キャッシング」があります。

アコムとの契約後30日間は無利息というものですが、この期間も通常の契約期間と同じですので、無利息期間が終了している・いないに関わらず、通常と同じように返済期限は到来します。
したがって、無利息キャッシングを利用したからといって、なにか特別な返済期日がある訳ではありませんので、注意しておきましょう。

アコムを延滞したらブラックリストに載るって本当?

ブラックリストの存在や信用情報機関について、さらにはアコムの自社データベースについても詳しく解説します。

そもそも、ブラックリストは存在するか?

俗に言われる「ブラックリスト」という存在ですが、実は金融関連で要注意人物をリスト化したようなデータベースは、この世には存在しません。

いわゆるブラックリストとは、金融関連の利用状況を記録している「信用情報機関」に、ネガティブな情報が登録される事自体を指します。

ネガティブな情報とは、「返済に遅れた」「カードを強制解約された」「債務整理をした」というような情報です。

もちろん、アコムの延滞についても信用情報機関に残る事になるのですが、その点に関する詳しい情報は、後ほど触れていきます。

アコムの延滞は信用情報機関へ残る?

では、アコムの返済を怠った場合、どんなケースでどんなふうに情報が登録されるのでしょうか?以下のふたつの例で解説していきます。

①アコムの返済を1日だけ遅れてしまったけど、すぐに返済を完了させた場合

この場合、返済の履歴は信用情報機関に残りますので、アコムの返済期日に間に合わなかったという事自体は、履歴として残ってしまいます。

しかしながら、この程度の遅延であれば、誰にでもある話ですし、アコムとしてもわざわざ事故情報としては登録しません。
したがって、この程度の情報は、後々の他社カードローンの利用などにも影響は及ぼしません。

②アコムの返済が3ヶ月程度出来なかった場合

この場合は、残念ながらアコムから信用情報機関へ「事故情報」として登録されてしまいます。
基本的に信用情報機関へ事故情報として登録するかしないかは、そのタイミングも含めて加盟金融機関の判断によります。

しかし、一般的には延滞して3ヶ月程度が経過すると、列記とした「延滞」として登録する業者が殆どです。

アコムの延滞は、他社ローンに影響するか?

信用情報機関に、上記のような事故情報が登録されてしまうと、その後きっちり返済をしたとしても、その情報が登録されてから5年間は情報として残り続けます。

こうなると、他社カードローンの審査時にも影響を及ぼしたりして、最悪のケースとしては他社カードローンの審査が全く通らなくという事にもなりかねませんので、充分注意するようにしましょう。

信用情報機関の情報は上記の通り5年程度で消えますが、一方消えずに残り続けるデータベースがあります。
それは「アコムの社内データベース」です。
アコムには当然自社で管理している顧客データベースがありますが、その情報をいつまで残すか…という点については、アコムのルールにより決まります。

したがって、アコムで過去に延滞をして解約後、5年以上経過してから再びアコムに申込みをしたとしても、アコムのデータベースには過去の履歴が残っている為、カードローン審査は通らない可能性が高くなります。

延滞が続いて、どうしても支払えなくなった時の対処方法

ここまでで、アコムの延滞や返済に関する基礎知識をご紹介しました。では、実際にアコムの返済が出来なくなった時には、アコムはどのような対応をしてくるのでしょうか?
また利用者としては、どんな対処方法があるのか?考えてみます。

督促を無視したらどうなる?

まず、アコムの返済期日を過ぎても返済を行わない場合、アコムから電話がかかってきます。
(またメールサービスを利用している場合は、メールが届きます)

殆どの方は、督促の電話がかかってきたり、メールが届くとすぐに返済を済ませますので、返済遅延はそれで何事もなく終わります。

しかし、問題なのは「督促の連絡を無視した場合」です。

一般的には支払い期日を過ぎて、3ヶ月程度経過し、それでも返済が出来ない場合には、アコムからは督促状が発送されます。

さらに、そこから支払いを放置していると、アコムのカードローンは強制解約されて、一括返済を求められると同時に、ほぼ間違いなく訴訟を起こされる事となります。
こうなると判決によっては、給与を差し押さえられるなどの、財産差し押さえが行われますので、充分注意しましょう。

アコムからの督促電話を回避する方法はあるのか?

前項では、アコムの返済をしないと、アコムから督促の電話がかかってくる…という事をお伝えしました。

では、アコムの督促電話を避ける方法というものは存在するのでしょうか?

基本的に、督促電話をかけてくる・こないについては、アコムの判断によりますので、利用者が「電話をしてこないで欲しい」と言っても、必要に応じてアコムの判断で督促の電話はかかってきます。

しかし、アコムの返済に遅れそうな場合、または遅れてしまった場合でも、すぐにアコムに電話をして次回返済日の約束をしておけば、基本的には督促電話はかかってきません。

前項でも触れましたが、約束した次回返済日を守らずに、再び返済を遅らせてしまった場合には、また同じ結果になりますので、この点も充分注意しておきましょう。

返済できなくなった場合の手続き方法

最後に、「どうしても返済が出来なくなった時の対処方法」についてです。

やはり、どうしても返済が厳しくなった時には、信頼できる弁護士へ相談する方法がベストです。
弁護士に依頼すれば、アコムからの督促もストップしますし、任意整理や自己破産、個人再生などの法的手続きをもって、債務を整理することが可能になります。

他社カードローンも含めて、返済が滞りがちな方は、全て弁護士に依頼すれば、それら全社からの督促も全てストップしますので、精神的にはかなり楽になります。

合法的に債務整理をして、また新たな一歩を歩みだすというのも、一つの考え方です。

まとめ アコムで延滞をした場合の対処法

アコム
審査時間 最短30分
融資時間 最短即日
実質年率 3.0%~18.0%
限度額 1万円~800万円

以上、今回はアコムの「延滞」について、基本知識や役に立つ情報をお届けしました。では、もう一度ポイントをおさらいしておきましょう。

    • アコムの支払いが遅れそうな場合は、すぐにアコムに電話をして次回返済日を約束する事が大切。
    • アコムの返済が遅れた場合には、年率20%で遅延損害金が発生する為、返済日には遅れない事が重要。
    • アコムの返済が遅れたら、その情報は信用情報機関には残ってしまう。しかし、1日程度の返済遅延なら事故情報としては登録されない。一般的には3ヶ月程度延滞したら、事故情報として登録される。
    • どうしてもアコムの返済が厳しくなったら、アコムへ相談し、それでも支払いが厳しいなら弁護士へ相談という選択肢もある。

以上の通り、アコムは非常に借りやすく、返しやすいカードローンです。しかし、延滞をしてしまうと、遅延損害金など余計なお金を負担しないといけませんし、信用情報機関などにもネガティブな情報が登録されてしまいます。

くれぐれも「返済は遅れない」「遅れそうになったらすぐに連絡をする」。以上2点は忘れないようにしておきましょう。

ABOUT ME
監修:山内 貴文
株式会社山内FP事務所代表。北海道大学経済学部卒。日本FP協会上級資格・FPSB国際認定資格、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格) 金融、貯蓄、ローンなど人生のお金に関わる相談になんでも乗ります。